自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。本坊酒造の信州マルス蒸留所が海外向けに造っていたらしい、「もしもし」というユニークな名称のウイスキーです。容量700ml。酒のソクハイ上野店で4,378円(税抜3,980円)。
信州マルス蒸溜所 JP.もしもしウイスキー 40%
- 香り…穏やか。トフィ、リンゴ飴、駄菓子を彷彿させる甘さ。後半になるにつれ、濡れたダンポール、プラカラー(エネメル塗料)のように。
- 味…甘ったるく、直後ピリピリした刺激。皮をむいてから時間が経ったリンゴ、後口はカレーうどんのように甘辛い。
- 総評…飲めばすぐに、マルスウイスキーのお手ごろなブレンデッドウイスキーを連想。薄甘く、醸造アルコールのような側面も。
65点
物珍しさから衝動買いしてしまいました。
結論、そこそこする値段のわりに、これといった特徴のないウイスキーです。
個人的には、本坊酒造の「岩井トラディション」や「TWIN ALPS」に似ているかなと思い浮かびましたが……。
ひと口ふた口……イメージと現実の乖離に仰天、ワタシの想像など全然追いつきませんでした。
この「もしもしウイスキー」は数量限定で、すでに終売となっています(公式サイトも存在したようですが、現在ドメインは契約期限切れの模様でアクセスできません)。
※2022年1月4日、上記の同店で在庫発見。再販されたようです。
酒販店のポップには、本坊酒造が海外向けに造ったウイスキーとの記載があって、いわば逆輸入とも取れますでしょうか。
逆輸入といえばサントリーのTOKIなどが思い浮かびますが。
スペック、出自などの情報が少なすぎて、わからないことだらけ(すみません、本当に全然わからない)。
そうですねぇ、個人的には「可もなく不可もなく」で、1杯飲めば十分といったところです。
適切なシチュエーションを強いて挙げれば、食前にショットグラスでコピリンコと飲んで、あとは美味しいものを口にして、締めはお気に入りの食後酒に切り替えて、と。
そんな感じがよろしいのではないでしょうか。
単品ではむつかしいです。