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タリスカー ディスティラーズエディション、塩気より甘気。

タリスカー ディスティラーズエディション

塩気やスモークよりも、穏やかな甘さを感じるタリスカーの変奏曲版です。

タリスカー ディスティラーズエディション(Distillers Edition) 45.8%

  • 香り…海苔わさび、レアチーズケーキ、干し柿、花崗岩の岩肌、後半に硫黄。
  • 味…レーズンとカシューナッツ、オリーブ、かつお節、コーヒーフロート、洋梨の缶詰。
  • 総評…タリスカー味をそのままにスイートデフォルメ版。少量の加水くらいて全く崩れないのも○。

86点

@Cocktail Works Ueno

タリスカー ディスティラーズエディションをテイスティング

ダブルマチュアードを施すMHDのデイスティラーズエディション。
どれも標準より弱さを感じるのですが、タリスカーのこれは違いました。
力強さは維持しつつ、果物やスイーツが脇にちょこなんとしています。
それが場違いでなく一心同体になっているのが面白い。

レシピ通りアメリカンオークでの熟成後、アモロソシェリーカスクで後熟。
タリスカーといえば塩とペッパーが代名詞的ながら、このディスティラーズエディションは代わりに甘みが解き放たれています。
もともとタリスカー10年は塩気と甘みが両立していると思うのですが、甘さにフォーカスするとユニセックスになるんだな、と。
ソーダ割にはせず、ましてや黒胡椒など振らず、まずは生のままで。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性