クライゲラキ17年。控えめな優等生。

クライゲラキ17年

スコットランド・スペイサイドのクライゲラキ(クライゲラヒ)といえば、世界中のウイスキーファンの聖地ともいえるホテル、ハイランダー・インがある場所。生きているうちに必ず訪ねるぞと頭の片隅にあるのですが、このシングルモルト「クライゲラキ」を飲んだときも思い出します。

クライゲラキはスペイサイドの中でも、とりわけ穏やかで控えめな印象。尖ったところがまるでなく、それでいて穴がない優等生的なイメージ。この17年は、オフィシャル11年よりも少しふくよかで、しっかりした甘みを感じられます。

クライゲラキ17y

  • 香り…鼻から抜ける朴訥感。麦わら、バター、焼き切った後のロープ。時間経つと蜜のよう。最後にシロップたっぷりのホットケーキ。
  • 味…スイカ、タンジェリン。パウンドケーキ、ミルフィーユの砂糖がけ。
  • 総評…くせがなく濃密。だが、べたべた感がなくサラサラ感のある甘さで、すんなり喉を通る。

@Bar OAK

クライゲラキ17y

ふた月ほど前に、東京駅丸の内南口の老舗ホテル、東京ステーションホテル内にあるオーセンティックバー「OAK」でいただいたもの。「特に何が飲みたいというわけではないけど、ウイスキー行きたい!」というときに、このクライゲラキは選択肢のひとつに入れてよい。

他の控えめなウイスキー、たとえばノッカンドゥ、スペイバーンあたりなんぞを併せて持っておくと尚可。たまにはなんにも考えず、沈殿したいときもあるものね。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性