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フェッターケアン27年ウイスキーフープ向け、ハーブが大勢。

シブい蒸留所の、渋い味わいです。

フェッターケアン27年 1988 for ウイスキーフープ(FETTERCAIRN 27y 1988〜2016 SIGNATORY VINTAGE for THE WHISKY HOOP) 53.4%

  • 香り…ナッツやハーブなどが主体。プランター、干し草、スターアニス、うっすらとしたピートが続く。
  • 味…始終ハーブな様相。サンザシ、ピスタチオ、レーズンバター、アプリコットデニッシュ。
  • 総評…25年超の熟成感の主張よりも、菓子やフルーツの詰め合わせのよう。ゆっくり行くほど表情を楽しめる。

87点

フェッターケアン27年 1988をテイスティング

創業は1824年と古いですが、たび重なるオーナー交代や操業・停止など紆余曲折のあった東ハイランドの蒸留所。
2014年からは、同じハイランドの蒸留所ダルモアを所有するエンペラドール・ディスティラーズがオーナー。
こちらもダルモア同様、ブレンデッドスコッチ「ホワイト&マッカイ」キーモルトです。

こちらの27年は会員制愛好家団体ウイスキーフープ向けにボトリングされた27年。
土っぽさ、花やハーブを漬け込んだ薬草酒も感じ、いっぽうでは燻製したナッツもあります。
それらがバラバラではなく、渾然一体とした仕上がりになっているから面白い。
万人受けはしないでしょうけど、飲めば飲むだけ発見がありそうなモルトでした。

以前オフィシャルの「フェッターケアン フィオール」を飲んだときは、非常にエッジーなものを感じたものです。
造りや個性には通底するものがあるのか、今回不思議と当時の記憶がよみがえりました。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性