正規品、しかもスコッチ史上に欠かせない定番品はスルーしがちでした。いつでも飲めるし。やれボトラーズだ、限定リリースだ。そんな目先の新しさ、珍しさのほうにつられてしまうのです。でもやっぱり、基礎を疎かにして全体を語ることはできません。根源を知らずしてどーする。
グレンフィディック18y エンシェントリザーブ(ウィリアム・グラント&サンズ)
- 香り…キャラメル、マンゴ、アップルパイ。ナッツさも少し。加水するとカスタードクリーム。
- 味…ライトボディ。ビターチョコ、ドライフルーツの詰め合わせ。後口は意外にチクチクする。加水するとスカスカに。
- 総評…説明不要の王道スコッチ。万人受けするオールラウンダー。飲み方は自由でいいんじゃないかな。
- 次に飲むのは?…同じ系統で、グレンリヴェット18y。
@カドヤ黒門町スタンド
オロロソシェリー樽の原酒とバーボン樽の原酒とを後熟させたもの。バランスの良い優等生ですが、年数ほどの熟成感はなかったなぁ。