昭和を彩ったウイスキーにも目を向けたい。

シングルモルトでもブレンデッドでも、ウイスキーに夢中になるあまり、かえって足もとが疎かになってやしまいか。酔って千鳥足になるという意味でなく、原点に帰る話のことです。

酒屋さんや小売店などでウイスキーを購入しようと棚に目が向くのは、トレンドや定番品ばかり。かつて、昭和の時代に全盛を極めたジャパニーズウイスキーの「お求めやすいライン」は、あまり意識しなくなっているどころか、普通に見過ごしてしまいがちです。下記のコラムを読んで気づかされました。

サントリーでいえばトリス、レッド、ホワイト、オールド、リザーブ、ローヤル。ニッカでいえばスーパーニッカ、ハイニッカ、ブラックニッカあたりですね。これらは今も売られていますが、今をときめくジャパニーズウイスキーのコーナーでも、銘柄によっては片隅に追いやられている感じ。

メーカーも積極的にプロモーションしている感じではないし、飲み手(買い手)も横目でやり過ごすだけ? 愛好家に対して定番に、とまでは言わないけど、たまには趣向を変えて飲んでみると思わぬ発見があるかも。

以前、新宿歌舞伎町のBARで飲んだいにしえのローヤルは素晴らしく、今日のブレンデッド銘柄を意識する機になったし、ニッカのブレンデッドウイスキーはそもそも、どの蒸留所で造られているんだぁ? なーんて、ふと思わされたりもして。

かつて、昭和の酒場や家庭の台所で、サラリーマンや飲兵衛を癒した定番酒。その原点を振り返るの、やってみたい。メーカーさんにはむしろ、より手を出しやすいようにミニボトルでの「おためしセット」をお願いしたいですね。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて100軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新750記事超(2019年2月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性