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モルトマンのディーンストン21年、シェリー樽選びのすごさ。

モルトマン ディーンストン21年

元ハートブラザーズの人が興したボトラー、モルトマンのボトルです。
ハイランドモルトのディーンストンという銘柄よりも、選び手の慧眼が素晴らしいという話。

モルトマン ディーンストン21年(The Maltman Deanston 21y 1997 Oloroso Sherry Butt) 55.6%

  • 香り…カシス。コケモモジャムを載せたブールやパン・オ・レザン。オランジェット。
  • 味…フルボディで滑るような舌ざわり。ダンディーケーキ、マーマレード、カルダモンや黒胡椒などのスパイスが後ろに。余韻が長い。

89点

@ですぺら

モルトマン ディーンストン21年をテイスティング

個人的にはシェリー樽系のシングルモルトにさほど執着がないのですが、これはなんか違ったんですよ、いい意味で。
押し付けがなしさがなく、それでいて文句なく1日のラストにしたい盃です。
このディーンストンは「シーズニングカスクの悪いところ=えぐみがない」と解説してくれた店主の言葉をもひとつ借りれば「こなれたシェリー」。
モルトマンが良い樽を押さえているってことなんでしょうか。

樽の中でもシェリー樽という言葉は耳タコくらい日常的ですが。
「90年代後半のリフィルシェリー樽」のキーワードだけは押さえておこう、と改めてメモった次第です。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性