「美味しい」という太鼓判ではなく、好みが分かれそうな個性派と形容するほうが適切です。
グレンタレット トリプルウッド(Glenturret Triple Wood) 43%
- 香り…柑橘から入り、シナモンやカルダモン、洋梨が。後半、土をいじりまくったプランター。
- 味…タンニンチックな渋み、えぐみ。ジンジャーブレッド、シードケーキ、炭焼きコーヒー。
- 総評…草花や土っぽさを感じさせる。甘さ主体のウイスキーが目立つなかで、好みが分かれそう。
78点
@カドヤ黒門町スタンド
「トリプルウッド」とはバーボン樽、ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンホワイトオークのシェリー樽のこと。
グレンタレットの新しいラインナップはトリプルウッドのほか、10年ピートスモークド、12年です。
で、トリプルウッド(700mlボトルで希望小売価格:税込6,050円)は、「美味しい」とはまた違う個性的な飲み口。
よく言えば甘すぎず苦すぎずの調和が取れていて、直截に言えばエグみがあって曰く言い難し、です。
でも、いわゆるグラッシー(草っぽい)なやつは最近お見かけしないので、個人的には新鮮でした。
むしろ夏日にソーダ割りにして飲んだらハマるのかもしれません。