「らしさ」に欠ける、バランタイン ブレンデッドモルト12年。

バランタイン ブレンデッドモルト12年

自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。
“ブレンデッド”といってもグレーンが入っていない、バランタイン12年の「ヴァッテッドモルト」バージョンです。
近所の「酒のソクハイ」で購入し、700mlボトルお値段3,828円(税抜3,480円)。

バランタイン ブレンデッドモルト 12y 40%

  • 香り…心地よい樽香でスタート。オレンジピール、微量のシナモン。数滴加水するとフレッシュな柑橘類。
  • 味…軽めのボディ。カプチーノ、メレンゲ、ミルクチョコレート。生姜糖で後を引いていく。
  • 総評…ストレートでも氷を入れても楽しめる。多少、水を多めに加えたほうが香りが拾いやすく、甘みも増す。

82点

原料にグレーンを使わずモルトのみのバランタインは珍しいですね。
こちらの「ブレンデッドモルト」は並行輸入品で、酒販店やスーパーでも入荷されているのを見かけます。
気になるのは、本国の公式サイトで本商品のラインナップ記述がないのですよね。

シーズン限定のリリースなのか、海外の一部地域向けリリースなのか、それともまさか(並行輸入品には常に一抹の不安が付きまとう)……なのか。
バランタインが本商品を打ち出した意図が皆目わかりません(誰か教えて)。

で、香味については正直スタンダードの12年、つまりグレーンを混和した従来品のほうが個人的には好きです。

なんというか、この「ブレンデッドモルト」は化粧のキツいバランタイン、とでも言いましょうか。
何度か飲むうちになじんできましたが、この主張の強さは……。
バランタインのモルトだけをマージしたら、皮肉にもバランタインらしさが失われた……そんな気がします。
この12年であれば、個人的にはもう少しがんばって17年を買いますね。

とはいえ、これは個人の好みの世界で、バランタイン好きのあなたは飲んで損はないはず。
それにしても同じヴァッテッドモルトの「竹鶴」や「モンキーショルダー」は、ほんとよく出来ているとしみじみ思います。

バランタイン ブレンデッドモルト12年をテイスティング

この記事を書いた人

hiroki

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Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性