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継続は力なり? むしろ「断続でも力なり」と行きたいね。

最近になって気づいたんですけど、自分には「酔っぱらうと台所周りを掃除する」という妙なクセがあるようで。
「〜ようで」と他人事のようなのは、酔ったために記憶にないときがあるから、なのです。

飲んだ末にいつしか床に就き、明くる朝キッチンに立って、やたらシンクやガスコンロ周りがきれいに磨かれていた……なんてことが、しょっちゅう。
きちんと自己分析できていないんですけど、たぶん神経過敏になっているからでしょうね。
特に外から帰ってきたとき、手入れの行き届いたBARのカウンターで飲んだ後で見る自宅キッチンの現実を、少しでも修正したいと思うのかもしれません。

あとはリセットの意味もあるのかも。
むかし在籍した会社で、忙しくなると机周りの掃除をした先輩がいたんですけど、その心理が今ちょっとだけわかります。
「掃除」という行いは、案外手っ取り早い気分転換、リフレッシュの意味があるんでしょうな。

で、ぼくの場合、やり始めると集中力が高まって、長時間の掃除も苦になりません。
掃除だけでなく、読書にせよ運動(ジョギングや水泳)にせよ、一極集中で長時間ぶっ続けるのが平気。
その代わり飽きっぽいから、毎日チマチマやるのが苦手なんです。
溜めて溜めて、週に1回とか割合を決めたほうが取り組みやすい。

継続は力なりって定型句がありますけど、ぼくの場合は「断続」ですね。
「ときどき」とか「たまに」とか「気が向いたとき」とかでも、とにかく続けられればそれでよしとしよう。
そんなことをガスコンロをキュッキュッと磨きながら、ぼんやりと酔った頭で思いました。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性