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海外の観光客を案内するとしたら、どこへ?

しれっと中国からの観光客が戻り(相手がどこの国であれ、入国規制など失礼極まりない)、ぼくの住む東京はコロナ前の姿に戻ったようです。

朝の通勤途中にツーリストたちを見かけると、そらぁ思い思いで。都心の外資系ホテルのエントランスにはこれからサイクリングに出ようとするグループ、子連れで散歩に出るパパ。コンビニや自販機の前でセルフィーするカップルなど実にさまざま。みんな楽しそうで、平日ゆえにこちらのほうが非日常を感じます。

もし他国に友人がいたとして。その友人が初来日する場合、自分ならどこを案内して、どんな体験をしてほしいだろう? 相手がスポーツをするのが好きであればわりと想像しやすい。季節に応じて海山のアクティビティに連れて行けばいい(案内する自分がそれに興じられるのが前提だけど)。

日本にある程度知識があって、「面白いところに連れていってよ」ってなリクエストがいちばん難しい気がします。ぼくなら東京編とそれ以外に分けるでしょうね。自分と同じような行動範囲で、趣味が合った場合、だいたい下記のように区分して連れて行くかな。

  1. いいと思うBAR
  2. 寄席
  3. 演劇(日本のオリジナル脚本)
  4. おもしろ自販&露店&京都の手づくり市

コンセプトは「連れて行かなきゃ知り得ない、日本ならでは」です。

  1. 独自のBAR文化を知ってもらう。あちらから入ってきた文化を日本がアレンジした結果、文化として確立したってことを教える。
  2. ガイジンツーリストの姿を見かけないところ。日本語が分かろうが、分かるまいが、あえて連れて行く。ただ、こちらにも江戸文化を説明する胆力が必要w
  3. ブロードウェイやウイーンから持ってきたミュージカルとか翻訳劇とかではなく、日本の作家によるオリジナル戯曲。
  4. 自販機の前で嬉々として写真撮影する人たちですが、ありきたりの飲料系ではなく、出汁とか冷食とかペットフードとか、そういう自販機を教える。露店は徐々に減ってしまっているので、体験できるうちに。京都の手づくり市は、あの骨董だらけの世界にワクワクしない人は少ないだろうから、とにかく案内する。

は! 気がついたら自分主体のプランになってしまった。
日本語がわからないから困るのでは? そう、それこそがねらいです。グローバルな母国語が通ずる環境しか知らんのだから、言語で異国情緒を味わわせてやればいいのです。世界はあなたたちだけで成り立っているものではないとわからしめる良い機会になりますよ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性