イチローズモルトのリーフシリーズ。二つの蒸溜所の原酒を合わせたら、エッジーな味わいに。

イチローズモルトの話を出したばかりですので、昨年暮れのテイスティングの覚え書きを。
校了明け、ささやかなショット飲みでした。

イチローズモルト リーフシリーズ ダブルディスティラリーズ(ベンチャーウイスキー)

  • 香り…トップノートはフルーティ。メイプルの甘さと柑橘系のさわやかさが入り混じる。
  • 味…ウッディ。スパイシー。リンゴやナシのコンポート。後口ドライ。加水してボディはグッと軽くなり、甘さが立つ。
  • 総評…爆発する感じが長く続く。46%のアルコール度数の影響からか。整ったバランスに隠された野性味が。ストレートで。
  • 次に飲むのは?…タリスカー ストーム。控えめな塩気で舌を引き締めたい。
    @カドヤ黒門町スタンド

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

 

2000年に閉鎖した羽生蒸溜所の原酒を、ベンチャーウイスキーの肥土伊知郎さんが引き取り、2008年に操業開始した秩父蒸溜所の原酒と合わせたものだそうです。

羽生蒸溜所のものはシェリー樽で、秩父蒸溜所のものは日本のミズナラの樽を使っています(ラベルのリーフはミズナラです)。そのヴァッティング(ブレンド)ですから、個性が拡散し、味わうほどに多面的なコンテンツが顔を覗かせます。

一括りできない個性はシングルモルトの醍醐味ですが、イチローズモルトのそれは、控えめながらもキリッとした主張が感じられるものでした。

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hiroki

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編集者 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / 訪問したBAR国内外合わせて100店超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(現在は休止中) / ひとり歩き / 酔っぱらわない酒活実践者 / ブログは原則毎日更新600記事超(2018年10月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性