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ブルイックラディ クラシックラディ、外向的なアイラモルト。

若すぎず、熟成が進みすぎてもいない。絶妙なバランスの上に成り立っている感じ、良いではないですか。

ブルイックラディ クラシックラディ(BRUICHLADDICH The Classic Laddie) 50%

  • 香り…華やかで、花き市場と魚市場の活気が同時にやってくる入口。スペアミント、ゼラニウム、ハチミツ、カスタードクリーム。
  • 味…ライトボディ。ブラウンシュガーの甘さの後に柑橘。オランジェット、レモンミント。
  • 総評…賑やかで華やか。幅広い層にアイラを訴求するにはもってこい。「外向的なアイラ」と呼びたい。

85点

@長谷川

ブルイックラディ クラシックラディをテイスティング

ブルイックラディ蒸留所(運営のレミーコアントロー社の表記は「ブルックラディ」の呼称になっていますので両方併記)は、本品クラシックラディ、ポートシャーロット、オクトモアの3種類のシングルモルトウイスキーを製造しています。

3種類の違いはフェノール値で、このブルイックラディはノンピート=0ppm。そのせいか泥炭は感じられず、代わりに意外なほどの華やかさ。さらに魚市場に紛れ込んだような生け簀の匂い、口に含むと柑橘が溢れ出ます。
熟成樽については、アメリカンホワイトオークかと推測。軽くて飲みやすいんですよね。オフィシャルサイトでも各メディアでも言及がないものの、ECサイトではそのような記述を多く見かけます。

ブルイックラディは見かけたら飲むほうですが、テイスティングメモを残していなかった。

なんというか、アイラモルトには熱烈な好事家がいるので。伝説の造り手ジム・マッキューワンさんが云々……みたいな背景をことさら押し出されると、おこがましくて触れづらい。

なんにせよ、ゼロイチを生み出す人は尊敬に値するわけで、何もウイスキー界に限った話ではないのだけどね。有形無形問わず、多数の熱烈な支持を得ているのってほんと苦手。この界隈は特に言いづらくて、ときに虚しさも募るのだけど、是々非々の気概は常に持ちたいね。

ブルックラディ(ブルィックラディ ブルイックラディ) ザ クラシック ラディ(スコティッシュ バーレイの名前 ラベルが変わりました。) 50度 正規 箱付 700ml 包装不可

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性