熱狂的な支持者もいるハイランドモルトのグレンドロナック。
その15年をいただきました。
こんにちは、hirokiです。
今日は復活したグレンドロナック15年のテイスティングメモを少し。
グレンドロナック15y リバイバル 46%
- 香り…やや主張あり。リコリス、ホワイトチョコレート、ナッツ、硝煙。
- 味…ミディアムボディで甘さ優勢。ブラウンシュガー、バタースコッチシナモンパイ、ニッキ飴。
- 総評…甘ったるく甘苦い。甘草やスパイスの押し出し。紅茶に垂らしてみたい気分。
85点
@カドヤ黒門町スタンド
2015年に一度終売し、昨年2019年に復活したのが、この「リバイバル」です(終売になる前も「リバイバル」という名、2度目のリバイバル)。
この15年は既視感があるなぁと思ったのですが、それもそのはず、終売前に飲んでました。
終売と休売って区別が付けづらいですね。
いたずらに悲観することなく、「一時的な在庫切れ」くらいに思っておいて忘れてしまうのが吉。
で、忘れたことに復活とくれば、うれしいじゃないですか。
スパニッシュオークのPXシェリーとオロロソシェリー樽での熟成ミックスとのことですが、正直ピンときません(上記点数では、個人的に推奨以上とする85点ギリギリにさせてください)。
何度も言っちゃってますが、個人的にバーボン樽のモルトが好みで、シェリー樽なら「んー、グレンファークラスがイチバン」と思っちゃう視野の狭さなので。
この新版の15年は甘くもあり、薬草っぽさもあり、スパイスもあり。
個人的には日本の薬用酒っぽさを感じてしまいましたが、そうした複雑さと濃厚さを兼ねたシェリー樽ならではのコッテリとしたタレント性で、やはりドロナック好きな人には堪らないと思います。