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「性的同意サービス」にみる時代の変容と、男女仲のゆくえ。

冗談で言っていたことが現実になりつつある――。
2023年7月の刑法改正で制定された「不同意性交罪」に対応する形で、名古屋の会社が開発した「性的行為の同意サービス」の登録者数が1万人を超えたのだとか。
アプリではなくWeb上のサービスみたいですね。
笑っちゃいけないけど、笑っちゃった。すげぇ時代になったもんだ。うつりかわりを象徴するような出来事です。

結論から言えば、「私とSEXすることに同意いただければ、こちらにサインを」ってのが口説きの手管になるってこと。
ぼくのような昭和生まれの中年は特にスルー厳禁。コアアップデートとしてバージョンを更新しないといけません。

男性は異性とのデートにおいて、雰囲気でどうだの、段階を踏めばイケるだの、恋愛工学で地蔵卒業だの言ってる場合じゃない。
そういう時代ではないのです。

……とまぁ、こんなことを言っておきながら、正直「つまらん時代がますますつまらなくなる」とは感じます。
ついうっかりの火遊びとか、酔った勢いで翌朝互いに気まずい思いをするとか、それもまた経験だったはずだけど、もはや古き時代の遺物ですな。
「まちがい」が起こるのもまた人生なのであって、ちょっとした冒険さえなくして何が楽しいのやら。

恋愛で「駆け引き」の機会が半減するかも?

口説くことはすなわち「リスクテイク」であり、何度目かのデートや食事でイケると内心ガッツポーズしても、フラれるなんてフツーでしょ。
ハンター気質の野郎どもは狩りに失敗してナンボ。

今回の性的同意サービスはしかし、いわゆる非モテといわれる男性諸兄も、「手順を踏んで、彼女にこのサイトを提示すればいいんだ」という背中押しにはなる(かもしれない)。
土壇場で切り出せず次回に持ち越しということはなく、さっさと用件を切り出せてダメなら引き下がり、同意を得られれば次のステップへ。めでたしめでたし。
工程表を進めるかのようにドライ。その分、むしろ機会が増える可能性があります。

もちろんこのサービスは万能ではなく、酔っていた(酔わされた)から正常な判断ができなかったなどという、後出しジャンケンには太刀打ちできない(かもしれない)。
ですがね、それこそ中年の下衆の勘繰りで、こういうサービスを律儀に使う真面目な人は、酔ってどうこう……みたいな流れにはならんのよ。
デートでもノンアルコールドリンクを飲んで、「その後」もシステマティックにコマを進めるんじゃない?
それこそお見合いのように。
駆け引きも少なくなり、より合理的になるんじゃないかな。

だが、ゆるやかに「生涯独身」は増える

人間の世界は男と女しかいないんだから、仲良くやろうよと言いたいところだけど。

男も女も、多くの人が独身でいることのほうがラクであることに気づいてしまった今、結婚はおろかLOVEにも興味なしって人が増えてくるんだろうね。
で、うっかり恋がしたくなったら、AIがつくってくれた彼氏彼女で紛らわせる、みたいな。

「草食男子」「肉食女子」のような揶揄するワードも死語と化すことでしょう。
そういうカテゴライズは陳腐化し、”一億総草食化”によって、カップル組とそうでない独身組の分断がゆるやかに進む。
少子化で騒ぐなんておかしな話で、それ以前に男女が恋仲に関心を寄せるようにしなければ本質的な解決にならない。

これにはマインドや生活経済など、輻輳している問題に対峙する必要があり、つまり少子化・独身化の進行は阻めない。
恋愛事情に疎いワタクシめの、これが仮説です。おしまい。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性