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「よいお年を」より「じゃまた(来年)」がいい

仕事納めの日が近づいてくると決まり文句で「よいお年をお迎えください」とあちこちから聞こえてきます。
「よいお年を」などという声かけをするのは公私問わず、かかわりのある人なわけで、年明け早々にまた新年の挨拶がある。
減るもんじゃないし定型コミュニケーションゆえこの手の挨拶はしますけど。苦手なんですよね、区切るのが。
相手によっては「うるせー余計なお世話だ」と内心毒づいている性分で。

トシを取るにつれ、年から年に移ることに特別感がなくなってきました。
クリスマスから正月にかけての、洋から和に移る雰囲気が好きだったのは30代まで。
本来歓迎するはずのイレギュラーの冬休みは、いつしかせわしなく落ち着かない期間に変わりました。

年1のルーティンとして手帳を切り替えて目標を更新して記入するくらいで、正直これすらも儀式のようになっている。
窓を開けて空気を入れ替えるくらいの意味でしかないのです。
当年の手帳を振り返り、やりたいことができている点にニヤリとする。これくらいでちょうどいい。

「よいお年を」は締めくくりの言葉として定着していますが、無為なんですよね。「お世話になっております」と同じ。
それよりは「じゃまた(来年)」のほうが、しっくりくる。
よそよそしさや借り物でない等身大の言葉であり、関係性の継続や前向きな意味合いもある。
普段使いの言葉は、年末に使えば自然と締めくくりになるのです。

「よいお年を」なんて言葉遣いは似合わない正装をしているようなもの。自分の心と言葉で語りたいもんだ。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性