ウイスキーベースのカクテルの個人的ルーティンはマンハッタン、ロブロイ、サイレントサードあたり。
ベースは同じながら、それらとは異なるショートカクテルを飲みたくて頼んだのが「ニューヨーク(New York)」。
甘すぎず酸っぱすぎず、それでいてキックもあって、食前でもデザートでも行けるオールマイティなカクテルです。
ニューヨークのレシピは下記の通り。
材料
- ウイスキー:45ml
- ライムジュース(またはレモンジュース):15ml
- グレナデンシロップ:2.5ml
- 砂糖:1tsp.
作り方
- シェーカーに氷と材料を順に入れシェークする
- カクテルグラスに注ぎ、オレンジピールを絞りかける
飲みどころ
サイレントサードやサイドカーよりもやや濃いめのオレンジ色です。
その色味の調整は、グレナデンシロップの量次第。微妙に濃淡が付きます。
グレナデンシロップはザクロの絞り汁由来として知られていますが、英語圏では複数のベリーを用いたシロップなのだから、まるで違うものです。
ベルモットを効かせるマンハッタンやロブロイと異なり、ライムジュースの酸味がほどよく効いており、この甘みと酸味の調和が愉しい。
ベースとなるウイスキーはライウイスキー、バーボンなどと記載されているレシピもありますが、今回使ってくれたのはデュワーズ12年。
酔っぱらったうえでのこの深み、いい締めくくりになったとさ。
いいじゃんね、新宿でニューヨーク。
@どれすでん