自分のブログでも、コロナが取っ掛かりになる記事が多くなっちまいました。
今もちろんツラいのですが、性格的に、ぼくはより怖いことを想像しがちでして。
「怖いことの想像」とは、もしも今、このパンデミックの瞬間に「大地震が起きたら」とか「テロが起きたら」とか、そういうダブルパンチ、泣きっ面に蜂状態のことです。
大地震については、備蓄や自宅の防災対策、家族への連絡や避難の段取りを決めるなどして、備えておく。
あとは運ですよね。
備えておいてダメなら、もう諦めるしかないかな。
問題はテロのほうです。
地震よりも、こちらのほうがよほど怖い。
「今、そこにある危機」が目に見えず、しかも正体不明。
地震のような天災の怖さもさることながら、個人的にはコロナウイルスの擾乱を見て、米国の炭疽菌テロを思い出したんですよね。
力と頭脳のあるテロリストなら、世界がウイルスに疲弊しているこの間隙に、攻撃を仕掛けるのではないでしょうか。
そのインパクトたるや。
危害を加える人数だけでなく、相手への精神的ダメージは計り知れないでしょう。
ハイジャックしてツインタワーを攻撃したビンラディンのように、”名声”も上がります。
今起こすなら、移動が制約されるなか、飛行機での攻撃はいかにも行動が目立ってハイリスクですから、バイオテロでしょうか。あぁ、恐ろしい。
そしてテロは、巻き込まれ交通事故のように、いくら備えようと防ぎようがない。
コロナと同じです。
遭遇しないように行いを慎むことができたとしても、それが絶対ではない。
これに乗じたテロが起こらないことを祈るしかないというのが、なんともはや。
個人個人だけでなく、日本政府然り、米国然り、中国政府やWHO然り。
コロナの災禍を見ていると、誰もが我が身のことしか考えられなくなった結果、何と闘っているのかがわからなくなり、結果的に誰も得しない戦争が長引いているようにも思えます。