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英語でしゃべることがサービス? 冗談言っちゃいけない。

2024年4月20日のツイートで、炎上しているものがネットニュースで紹介されていて、つい覗いてしまいました。
これが炎上するのが不思議でならない。むしろ痛快で、内容には全面賛成です。
下記の投稿ね。

郷に入れば郷に従え。これを正面切って言えるのが素晴らしい。
というか今の時代、皆さん迎合しすぎていて、ビックリするくらい。
以前、英語での接客についてギモンだという話を某バーテンダーにしたら「や、英語は話せたほうがいいでしょ」と、にべもない。あれれ。

そらぁ外貨獲得、売上にかかわることだし、「おもてなしの精神で」(←嫌いな言葉)というのは、商いする立場としてはわからないでもない。
言葉が通じて当たり前と感じているところを、「そうだ、ここは日本なんだ、英語は公用語でないのだ」と外国人ツーリストに分からしめるのもまた、異文化交流なんじゃないの?
コミュニケーションがスムーズだし、結局英語で話したほうがいいじゃん――って、単に易きに流れてるだけじゃん。
日本語では時間がかかるから、つまりはめんどくさいんでしょ。
あとは敗戦国ならではの、卑屈な性根の裏返しですかね。

一方で、別のバーテンダーは「お酒の注文であれば、英語が喋れなくてもなんとなく通じるものですね。あとは身振り手振りw」と仰る。
こういう意見を聞けて安堵しました。これくらいでいいんですよ。

確かに英語は喋れないより喋れるほうがいいでしょう。それは認める。
でも観光客と見るや否や、ここぞとばかりに英語一辺倒っていうのは違う気がするな。
咄嗟に出てくる言語で補い合って、お互いが「なんとか分かるように耳を傾け、片言の現地語を喋る」ことこそ親愛の片鱗なんじゃないかな。

ギリシャを旅行したとき、レストランでも道を尋ねるときでも、とりあえずギリシャ語で「ヤーサス」と笑顔で言うようにしました。
そうすると向こうも笑顔でコミュニケーションしてくれる。
言葉って国の文化です。マイナー言語だからといって英語におもねるのでなく、マイナーだからこそ大事にしたいね。
だってここはどこの国よ、日本だぜ。

以前も似たようなことを書いたんだけど、これは繰り返し言ってもいいのかもな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性