米アカデミー賞は「良心」と「公正さ」で授賞作を選ぶ場であってほしい。

第90回アカデミー賞のノミネーションが発表されましたね。毎年この時期、アカデミー賞の動向は気にしているのですが、今年は仕事で少し、いやかなり関係しているんです。

というのも自分が編集に携わる情報誌の2月末発行号で、このアカデミー賞に絡む作品を大きく取り上げることになったのです。作品が何なのかは展開前なので言えませんが……。ここ数年2月末の号ではアカデミー賞ノミネート作品をクローズアップすることが多く(偶然ではなく目利きで選んだってことで!)、受賞まで行ってくれたらすごいよなぁと授賞式を見守っています。

アメコミやアニメ、ビッグバジェットの大作もいいんですが、ぼくは「人」が描かれた作品が好きです。それもオリジナル脚本で勝負しているものに俄然興味があります。

今回の作品賞ノミネートでいえば「スリー・ビルボード」のような、一見地味な作品に光が当たるのがうれしい。インデペンデントから話題をさらっている「ゲット・アウト」。また今年はチャーチルの伝記を読みたいと思っているので「DARKEST HOUR」も本当に楽しみ。クリストファー・ノーラン監督「ダンケルク」も賞レースに食い込んできました。

最近はチャートを賑わせるのは最新技術を駆使した、「分かりやすい」作品ばかり。しかも昨今のショウビズ界は作品や製作本来とは違うところが話題になってばかりで残念至極だけど、アカデミー会員の皆様方は過度な忖度に振り回されず、「まっとうな」一票をお願いしたいところです。