あまりに突然のことで(当事者はみんなそうだろうけど)、今なお混乱しているんだけどね。
父親が脳出血で倒れちゃった、正月3日の深夜に。
自分の備忘録として、こういうネガティブなことも覚え書きさせてください(随時更新していくつもり)。
その日ぼくは年末年始を過ごした実家から夕方に帰宅して、晩酌していました。
気づいたのは深夜0時くらいかな、ケータイではなく自宅の留守電のほうに、母親から切迫したメッセージが入ってたんです。
なぜケータイに直接かけてこねぇんだよ、と怒りが込み上げましたが、慌てていたのか、遠慮があったのか、よくわかりません。
こちらもすっかり動転しまい、でも酔いは覚めることなく(相当深酒してた)、押っ取り刀でタクシーを拾って約1時間。
救急車で父親が搬送された総合病院に到着したのは、深夜25時30分くらいかな。
まさに手術がこれからというタイミングで、看護師さんから簡単な説明を受ける。
ストレッチャーに横たわり、顔が管だらけになった父親を見て、最初に思ったのは「親父、小さいな」なんてこと。
すごく食べるんだけど中年太りにはならず、なぜか身体が年々小さくなっていく感じはしてたんだけど。
そのまま手術室近くの個室の待合室で、まんじりともせず6時間。
陽が昇った朝8時過ぎに、ようやく執刀してくれた先生からの説明が。
救急車に一緒に乗って付き添った弟とともに話を聞いたのだけど、このご時世ゆえ、二人がかりで対面して話を聞くのは良くなかったみたいで。
先生は最初に手術の説明をした弟のほうにだけ目を合わせて説明してたっけな、ま、仕方ない。
先生曰く「本人次第ですね」。
医者としてベストを尽くした、あとはどこまで回復できるか……という意味なのだろう。
この後HCUに入れられた父のために、病院1階にあるコンビニで買い物を。
看護師さんに「必要なので用意してください」と言われて買ったのは
- 吸い飲みつきコップ
- ティッシュ
- ハミングッド(口腔用清掃ブラシ)
- 不織布マスク
- ひげ剃り(電動シェーバー)
- 油性マジック(上記用品に名前を記入)
こんなもんかな。
パジャマ・下着は病院がリースとして用意してくれます(日割計算、着替えなくても1日に換算される)。
スリッパは不要と言われたときには、「起き上がれる見込みが当面ないんだな」と悟りました。
入院手続きで仮払いを済ませ、自宅近くの最寄駅に着いたのは午前10時。
さすがに会社に定刻には出社できず、午後から出社しました(冒頭の写真は朝メシです)。
この後現在に至るまでいろいろあって、今ももちろん現在進行形。
たいていの人にはかかわりないだろうけど、自分のために随時記録していきます。