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ペーパーレス化は意外にハードルが高い。

たとえば10数人単位が出席する会議で共有されるペーパー。枚数が多くなればなるほど、それを刷るためにコピー機を一定時間占拠することになります。ソートは機械がやってくれるとはいえ、配布したり、紙のサイズに気を遣ったりも手間。

かさばるし、用済みになれば紙ごみだし、よほどペーパーで共有したほういい場合(プレゼン用の資料の検証や校正とか、事実関係や誤字脱字のチェックとか)を除いて、ペーパーレスにしちゃえばいい。そういう考えなんですが、これが意外と難しいんですよね。

会社・組織でペーパーレス化を阻む要因として、

・インフラ面…会議資料を共有するには、全員が仕事上の共有システム(サーバー)に入れるうえに、参加者がノートPCやモバイル端末を持ち込んで資料を見ることができる必要。

・バイアス面…メモを取るなら手元の資料に手書きするほうがラク、資料は参加者分をあらかじめ刷るものという擦り込みがある、など。

・マインド面…資料を紙ベースで見るのが好きなマネジャーがいる、そもそも皆がペーパーレスに意識が向いていない、など。

などが一部として挙げられそうです。

かく言うぼくも紙が大好き派。ただし、あまりに分厚い資料は見る気が失せますし、ただでさえかさばるので、紙は必要最小限に抑えたいと常々思ってます。書物ではなく、資料なんだし。

これについての劇的なソリューションがなかなか思いつきませんが、5Gや、セキュリティの向上、一覧性のある端末(たとえばタブレット)の普及がカギを握りそうな気がします。

通信速度が速くなり、容易に侵せない強固なセキュリティ、より読みやすいモバイルなど。もう巷で当然のように使われているサービスがさらに進化すると、紙の省エネが見えてきそうです。

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hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性