「自分ブランディング」「著書を持つ」がテーマのサロン、第5回を開催しました。今回は7月に新著を2冊リリースする神山さんが、その出版までのビジネス的な裏話を披露。参加者のほうは新たに企画書を提出し、次回イベントへのアクションにつなぎました。
神山さんが出版するのは『150冊執筆売れっ子ライターのもう恥をかかない文章術』(ポプラ社、2018年7月12日発売)『知られざる北斎』(幻冬舎、2018年7月26日発売)の2作。同時期に2作のリリースは偶然なのか、いずれにせよ行動の質量が圧倒的であることは明白です。
自身のFacebookを通じて、神山さんは新刊『知られざる北斎』の中身を惜しげもなく紹介しています。物を売るための「おためし」は、普通はチラ見せ、試食など限られた機会とボリュームだと思います。本ならさわりだけ、目次だけ、書影だけ、というように。
けれど神山さんはかなりの割合で本の内容(本文)を紹介しています。紹介というより限りなく「そのまま」に近い形で。
「Facebookを始めてまだ3年くらいだけど、ある程度Facebookで見せてもOKだと思いますよ。むしろ惜しげもなく出すくらいで、ちょうどいいんじゃないかな」と神山さん。
Facebookのタイムラインは時間が経つごとに流れていき、古くなってしまう。公開投稿しても人にそのすべてが見られているとは限らない。だから出す側の遠慮は必要なくて、むしろどんどんアピールしていったほうがいいワケなのですね。
ほか、今回のサロンでは
- ビジネス=商業出版として成り立つ部数とお金の関係
- 「北斎」本の出版から、出版以外へのビジネスが展開
- ある大手出版社の編集者が企画書をシェアするやり方
などなどが2時間の中で講師から展開されました。
次回、第5回は七夕の開催です。お気軽にご参加ください。企画書がなくても構いませんが、もし出版を目指していて念頭にしているテーマがあれば、メモ程度でも持参いただくと、参加後の視界くっきり感が全然違うと思います。