朱に交われば赤くなるのが嫌い。人と同じがイヤなんですよね。「分かる人にだけ分かれば良い」という考えです。
その考えは今も昔も変わらない。ただ、そんな心根でも変わった点かあって、それは
「自分だけ知ってればいい。誰が教えるもんか」
という考えから、
「こういうのがあって好きなんだけど、どう思う?」
というように、シェアするようになったこと。SNSやブログをやってみて、ここがいちばんの変化です。
SNSやブログなどで、何かしら発信している人って、そういう考えが根底にありますよね。意識するかしないかは別として。
結婚、家族、刎頚の友、水魚の交わり。一昔前までは濃密な人間関係こそ宝、そんな風潮でした。
核家族化で家族関係も個を重視するようになり、やがて個と個の繋がりが薄くなった。けれどその分だけ、ゆるい繋がりが波及し、なんでも共有化されるようになった。
ツイッターはじめSNSがそれらの起爆剤になってるのは言うまでもありません。
結局誰も自分のことなど気にしてない。ならば、好きなもの、良いと思うものについて言語化(これからは動画化もあるでしょう)していいじゃん、ってね。
それを繰り返し、繰り返し。その末に誰かに見つけてもらい、ごく一部の嗜好&思考の合う人同士が繋がれれば、それで良いんじゃない?って。
やがてそういう場を作れるよう、淡々と動いていきます。