小さいながらもわりと有名な水辺の近くに住んでいます。
外出するたびに側を通る風景、どんなに見慣れても飽きることがなく、気に入ってます。
ジョギングのたびに隅田川、最近は荒川のほうも行くのが定番化。
1週間も空くと、もうその風景が恋しい。
東京の西側に行くよりも東側に行くのが多いのは、下町気質っていうのもあるのかもしれないけど。
海、川、湖、池など、たまには(ある程度大きな)水のある風景を目に入れてないと、生きていけない気がするんです。
幸楽の代表格で「海と山」というけど、山よりは海派なんだよな。
山は崇める存在であり、心安らぐものではない。
反対に水のあるところは違う。
鴨長明の『方丈記』ではないけど、たゆたう水面を見ていると時間を忘れてしまう。
加山雄三ではないけど、海には大きな愛がある。
川にせよ海にせよ、時間に限りがなければ、いつまでも眺めていたいんですよ。
ジョギング中に休憩するのはたいてい川のほとりだし、宿の部屋ならオーシャンビューがいいし、神戸・横浜のような港町や大阪のような水都が好きだし。
これには癒やしとか安らぎとかを端的な心象を通り越した、根源的な何かがあると思うんです。
「水っぷち好き」の人、誰か説明できる人いないかな。