長打が期待された打者としては2打席凡退、先発投手として1イニング無失点。
ヒットやホームランは来年以降に期待すればいいじゃん。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手のMLBオールスター初出場、むしろ控えめな成績で良かったと思いましたよ。
オールスター戦よりも残りの後半戦、あわよくばプレーオフ進出での活躍を期待してますから。
とはいえ個人的にはこの幻のような2日間、素晴らしい瞬間だなとしみじみ。
ホームランダービーは二度の延長戦という見せ場を作り、相手に花を持たせるのも大谷さんらしい。
クタクタになりながらも、この2日間を本人はエンジョイしてたっぽいので、とにかく良かった。
投手と打者の二刀流にして、しかも打者としてホームランでア・リーグトップの33本。
これで投手としての2ケタ勝利すれば、ベーブ・ルースの再来でしょう(すでに言われていますが)。
個人的には、簑田浩二さん(阪急、巨人)などが記録したトリプルスリー(3割・30本・30盗塁)の大谷版として、「10勝・30本・30盗塁」を期待していますが。
すでにホームランはオールスター戦前に達成。
それどころか、バリー・ボンズやサミー・ソーサばりの60本は行けるんじゃないか、とさえ。
期待は膨らむばかりで、今の大谷さんならできるはずです、しかも余裕を持って。
想像の遥か上を行くオオタニサンの活躍は、数少ない明るいニュースです。
最初から大谷さんの二刀流の可能性を否定していたドリームキラーの野球評論家どもは、せいぜい言い訳を考えておけばいい。
日米野球界のみならず、あらゆるプロスポーツの固定観念を吹き飛ばすインパクト。
今年はめいっぱい楽しみます。
大谷よ、あなたはほんと見ていて楽しいぜ。
こんなにMLBに注目したのは、松井秀喜のヤンキース時代以来だ。
投げて打って走る規格外のベビーフェイスが、天井なしで突き抜けていく姿、見届けますよ。