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甘く軽やか、バランタイン マスターズ。

バランタイン マスターズ

自宅飲みブレンデッド更新。最近とみに酒に逃げるしかない身としては、もはや価格の上限すら有名無実化しそうです。たまにはバランタインの上のほうもいいだろうと、「マスターズ」を持ち帰りました。近所のリカーマウンテンで5,400円(税抜5,000円)。

バランタイン マスターズ

  • 香り…控えめ。ジャムバターパン、麦、コーンポタージュ。加水してなめし皮、半濡れの古紙。
  • 味…ミディアムライト。ミルクジャム。ショコラロール。サトウキビ、穀物由来の甘み。加水してコーヒークリーム。
  • 総評…モルティな甘さ際立つブレンデッド。深夜に、食後に、シーンを問わず楽しめる。ロックかストレートで。

バランタインの現在のマスターブレンダーは、5代目のサンディ・ヒスロップさん。ですが、このマスターズは3代目のジャック・ガウディさんの生んだ香味の再現に寄せているそうな。

自宅で目に沁みるような煙いシングルモルトもたまにはいいですが、ふだんはリラックスがいちばん。そこへくるとバランタインはこの甘さゆえ、自宅飲みに最適な銘柄のひとつと思います。

キーモルトであるグレンバーギとミルトンダフともに、優しい香味ですもんね。甘く軽やかで、優しくベッドに誘ってくれる感じです。華やかでエステリー、羽ふとんのようなクリーム感もあり、そのバランスが絶妙です。

バランタイン マスターズをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性