東京の夏の風物詩として知られる入谷鬼子母神の「朝顔市」と、浅草寺の「ほおずき市」に行ってきました。朝顔市は「朝顔まつり」の呼び方のほうが、なじみあるのかな。個人的には数日前までの働き方では考えられなかったけど、平日に時間ができたこともあり、出かけてみました。
入谷の朝顔まつりには、7月7日(日)の七夕の午後に出かけてみました。会場の鬼子母神(真源寺)沿いの言問通りは歩行者天国になり、道の両側に朝顔の店のほか、露店が立ち並びます。観光客というよりは、地元のおなじみの方や例年足を運んでいる人がかなり多い印象です。
この入谷や鶯谷周辺は、小野照崎神社(御朱印を求める人で行列が)や、うなぎの名店・野田屋など、散歩にはうってつけの場所がたくさんあります。この日はずーっと雨が止まず、朝顔まつりをのぞいた後は上野公園の東京国立博物館(トーハク)まで歩き、常設展を見て回りました。鶯谷駅から東京国立博物館の正面入口までは歩いて10分弱。ちょっと歩けば、いろいろ身近に楽しみがあります。
朝顔まつりの数日後、ほおずき市に出かけたのは7月10日の2日目夕方。例年、7月の9日・10日の2日間で行われるそうです。威勢のいい掛け声に紛れて、お店のお兄さんの一人が「もぉなくなっちゃうよぉ!」と煽っていましたが、境内に足を踏み入れた時点では、すでに大半が売り切れていました。ほおずきを買いたい人は、おそらく初日に出かけたほうがいいでしょうね。
浅草寺をお参りし、雷除のお守りをいただき、帰宅後さっそく玄関に。それにしても良い平日だ。こういう毎日がずっと続きますように。