東京国立博物館の平成館前庭で開催の「トーハク BEER NIGHT!2019」(2019年7月26日・27日、15時〜21時 ※当日の入館料要)に行ってきました。毎年この時期に開かれる、もうすっかり知られたイベントで、到着した19時ごろには満席状態。良いイベントなので今後も続けてほしいですね。
今年は5種の青島ビールと3種のフルーツビールが飲めるとかで、提供ワゴンは30mほどの行列が。ぼくはフードワゴン「赤ねこ」さんで出していたグラスのスパークリングワインと豚しゃぶをいただきつつ、青空ならぬ夜空を仰ぐ宴を眺めていました。
いろいろ制約があるのだろうと思いますが、全50卓(うち立ち席は30卓)のテーブル数はいかにも少ない。立ち席をもう少し出してみてはどうでしょう(長時間居座る人がいるから椅子席は多くは要らない、居酒屋じゃないですよ)。
それとレジャーシートを500円で売っていましたが、購入者に何か特典を付けてみては? たとえば表慶館や本館前の一部スペースにかぎり、レジャーシートを敷いて良いとか、ね。会場が無愛想な平成館の建物の前だけ、というのが惜しいんですなー。
とはいえ、トーハクの広大な敷地を活かした良いイベントだと思います。毎年2〜4日間くらいの開催ですが、せめて隔週の週末でやってみては。できれば、せっかくなので足を運んだ人も本館をぐるっと見てほしい。国宝・重文のオンパレードだし、けっこうな頻度で展示替えもしている様子。
夏に芸術と歴史とビール。レアなトーハクを楽しみましょう。