職場から10分も歩くと、神田古書店街としておなじみ神保町です。しょっちゅう来るこの界隈、好きな喫茶店が5つ6つあるのですが、真っ先に思い浮かぶのが「神田ぶらじる」です。
神田古書店街、靖国通り沿いにある小宮山書店の地下1F。階段を降りて入口から左が喫煙席(厨房とカウンター、2人掛け卓が中心)、右が禁煙席(4人掛け卓4つ)です。禁煙席のほうが少ないのが昔ながらの喫茶店といった趣。たいてい埋まっているのですが、今日は入れました。ぼくは吸いませんけど、この店なら喫煙席だって喜んで座っちゃいます。
コーヒー中心ですが、珈琲ゼリーやレアチーズケーキなど自家製メニューも名物です。ぼくはコニャックショコラが好き。ガナッシュクリームとバニラクリームの2層から成るケーキです。うまうま。
混んでるかなと入ったら空いてたり、その逆もまた然り。でもここは静かなんですよ。混んでいても、客の話し声が場の醸成に一役買う。どんなときでも雰囲気が損なわれないことはけっこう大事で、なぜならそれが居心地の良さにつながるから。
ちなみに、小宮山書店ビルの上階には「サロン書齊」というBARがあります。ここがまたレトロモダン的雰囲気の隠れ家で、たまらなく良いのです。