旅行を機に、約10年ぶりにデジカメを新調しました。購入したのはカシオのEXILM EX-ZR62です。ハイスピードエクシリム、ほしかったのです。カメラに詳しくないし、腕もよくない自分にゃ「カンタン、キレイ」が一番だからね。このエクシリム、数あるデジカメの中でも画質が群を抜いていい。なんというか、肉眼で見た「ありのまま」ではないのですよ。とにかくクッキリ鮮明すぎるのです。
それまではキヤノンのPowerShot G9を使っていました。これはこれで、どこかフィルムの質感のある画像が面白かったのだけど(使い方の問題?)、エクシリムはなんというか、自動補正が半端ない感じです。色鮮やかなのはいいのですが、明らかに「人間の目を通して見た景色」と違う。まぁ、だからこそ、気持ちいいのですよね。へたっぴでも平均以上のものが撮れるのだから。
ここで気のきくブロガーさんなら「iPhoneで撮った画像との比較」のような、おあつらえ向きの内容にするのでしょうけど。ぼくは「iPhoneのカメラでは思うように撮れないだろう」という先入観と、iPhoneとエクシリムでの「同一カットの撮影」を失念。というか認識すらなく、この更新を書き始めて気づく有り様で。この辺の心得が全然なってませんね。
で、冒頭の画像は前々頁に続いて桜の花です。前々頁のはiPhone7で、今日のアイキャッチ画像はエクシリムで、それぞれ撮影したもの。あんまり比較にならないかな。雨雲に隠れる東京スカイツリーはエクシリムでパシャッ。ご覧の通り曇天、荒天な様子が分かる感じですよね。雲がかかる絵柄を再現するなんざ、iPhoneではビミョーです。
エクシリムをはじめ最近のコンデジが素晴らしいのは言うまでもないけれど、iPhoneカメラの健闘と進化ぶりに、こうして振り返ってみて改めて気づかされました。