PBOカクテルコンペの会場で展開していた飲料業界各社のブースを覗いて、いくつか試飲させてもらいました。
三陽物産のブースではモンキーショルダーの煙たい版「スモーキーモンキー」を。
2022年2月22日に料飲店向けに発売されたもので、ストレートやロックだけでなく、カクテルの材料としての利活用を見込んでいるそう。
ブレンデッドモルトがカクテルとして押し出されるのを寡聞にして知らないので、面白そうです。
CT Spirits Japan(シーティー スピリッツ ジャパン)では、バーボンの「ワイルドターキー」を。
8年はボトルデザインが一新され、12年が復活販売(いずれも2022年9月発売)。
さらにマスターディスティラーのエディー・ラッセルさんとその父ジミー・ラッセルさんがリコメンドした、異なるタイプのバーボンをブレンドし、追熟したバーボン「マスターズキープ ワン」も。
2022年10月18日発売で、日本では約5000本の展開。
瞬殺されそうですが、マスターズキープは毎年異なるテーマを設定し、スモールバッチで生産されるシリーズなので、飲めなくても次回楽しめればいいというスタンスで臨みたいところ。
個人的に最も印象的だったのはMHDモエヘネシーディアジオが展開する「ホイッスルピッグ」。
長熟ライウイスキーに特化した蒸留所(バーモント州ショアハム)で、現在のポートフォリオは10年・12年・15年(2021年10月発売)。
10年を試飲したところ、ライっぽさ(スパイス感、苦み)が皆無でエラく飲みやすい。
ライモルトウイスキーに熱視線が来ている昨今、こちらも要チェックです。
会場に来て早々にウイスキーまみれになってしまい、戻りがてらバカルディクアトロのモヒートでリセット。
カクテルとしての蒸留酒=ウイスキーやラム、ジンなどの活用法が勉強になりました。
あぁ、自分でつくりたいぜ。