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都心のオアシス、小石川後楽園。

小石川後楽園

自宅近くの名所や旧跡って、知ってはいても案外足を運ぶことがないもので。地元って、そんなものじゃないですか。比較的近所ゆえ、かえって足を運ぶことのなかった小石川後楽園に足を運んできました。ちょうど梅の見ごろが始まっています。

水戸光圀ゆかりの名園というだけに、なるほど徳川将軍が出てくる時代劇のロケにも使えそうな雰囲気を今に残しています。江戸時代初期の寛永6年(1629年)に、水戸徳川家の始祖・頼房公が造営し、二代光圀公が完成させたという回遊式築山泉水庭園。純和風というより、中国風の橋やお堂が見られるのも特徴で、これは光圀が少年期から中国の書物や遺臣から影響を受けているのが大きいようです。

ちょうど梅の咲き始めで、園内奥の梅林には紅梅・白梅などが開花。光圀は号を「梅里」とするほど梅を愛でたそうで、梅だけで園内に30種類もあるとか。小石川後楽園は2〜3月の梅をはじめ、3〜4月の桜、5〜6月の藤と花菖蒲、7〜8月の蓮、9月の彼岸花、11〜12月の紅葉と1年中花暦が占めています。

小石川後楽園の紅梅・白梅

小石川後楽園の梅林

面積は7万平方メートルですが、ところどころ保存修理工事中でした。文化財の維持って大変ですよね。そうした手前、立ち入りできないエリアもありますので、ハイライトで歩くのであれば1時間もあれば十分だと思います。休園日は年末年始(12月29日〜1月1日)、開園時間は9時〜17時。土日祝日および月曜日は11時と14時に無料で庭園ガイドを行っています。

何よりも入園料が300円と安い!(しかも、みどりの日(5月4日)と都民の日(10月1日)は無料公開日)。都心で気分転換や静寂を味わうには、うってつけの穴場ですね。

小石川後楽園の庭園

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hiroki「酒と共感の日々」

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Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性