なぜか東洋的な? ブラックアダー ボウモア18年。

ブラックアダー ボウモア 1997 18年

ボウモアの18年をいただきました。オフィシャルではなく、ボトラーのブラックアダーです。
最近のオフィシャルとは全然違い、かつてのボウモアの片鱗を感じさせる複雑さがありました。
生のまま=カスクストレングスのボウモアは思いのほか優しく、それでいて草っぽさもあり、なぜか東洋的。すっかり魅了されてしまいました。

ブラックアダー ボウモア 1997 18y 58%

  • 香り…薄いピート香から木炭へ。わかめスープ、レモン、張り替えたばかりの畳表。時間経つと昔ながらのプリンも。
  • 味…ミディアムボディ。だし汁、洋からし、味覇(ウェイパー)で作った中華風スープ。余韻はまろやかだが、そっけない。
  • 総評…ソフトなピート香を皮切りに、甘辛の調味料がわんさと飛び出す。と思いきや、味香りともにブツッと途切れる。この感じをストレートで。

@Kpios

ブラックアダー ボウモア 1997 18年をテイスティング

ボウモアのフォロワーではないので、前のめりになることはないのですが。
ブラックアダーの瓶詰めなら話は別(ファンなので)。飲んでみようかなと、相成ります。

このボウモアはカスクストレングスながら、柔らかで優しい。ピート香が苦手な向きも行けるのでは?と思います。
中華風の塩辛いスープを飲んでいるかのような錯覚があり、アイラなのに東洋的な、不思議な感覚に襲われました。

アイラモルトの中でもソフトなボウモアは、アイラへの入口としてうってつけといえますが、最近のオフィシャルよりもこのブラックアダーを勧めたいところ。
……って、ボトリングは212本、日本への輸入はわずか90本と少ないですね(この記事更新日現在、ネットでは売られています)。むつかしいなぁ。

ちなみにブラックアダーの頭文字の「B」から、イラストのヘビが顔を覗かせるかわいいラベルは「シドニーラベル」というのだそう。
シドニーとはこのヘビの名前です。

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性