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普段飲みには微妙、グレンロセス12年 ソレオコレクション。

ザ・グレンロセス12年 ソレオコレクション

自宅飲みシングルモルト更新。ザ・グレンロセス12年 ソレオコレクション(700mlボトル)です。
リカーマウンテン銀座777で購入し、お値段5,380円(税抜5,308円)。

ザ・グレンロセス12年 ソレオコレクション 40%

  • 香り…控えめ。芍薬、藻の付いた水槽、さくらんぼ、麦芽、ココア、キウイクリーム、石鹸。
  • 味…ミディアム寄りのライトボディ。メロン入りのフルーツサンド、後口は微かに香辛料。余韻は長め。
  • 総評…どっちつかずな香りと味で「?」となるが、シェリー樽の押しつけがましさがない軽めのボディは広範な飲み手を捉えそう。

83点

結論からいうと、そこそこ美味いと思います。
ただ、費用対効果としては首を傾げるかなぁと。
グレンロセスは以前飲み比べたものが素晴らしかっただけに、自己期待値を勝手に上げてました。

このグレンロセス「SOLEO(ソレオコレクション)」の”SOLEOと”は、原料のブドウを天日干しにする、極甘口シェリー伝統の工程を指すそうです。
グレンロセスの公式サイトを覗いてみると、AQUA(アクアコレクション)という、もう一つのラインがあります。

なるほど、「アクア」はバーボン樽なんだろうなと思ったのですが、そうではなく、やはりシェリー樽仕様(使用)のようです。
んんん?アクアとソレオは、どのように違うのでしょうか(同じ12年物で、判別可能な違いはパッケージとアルコール度数のみ)。
全く分かりませんので、どなたか教えてください。

グレンロセスはカティサークのコア原酒として知られ、エドリントングループの所有です。
旧オーナーの英BBR(ベリー・ブロス&ラッド社)のもとで、1990年代からシングルビンテージ(単一年の蒸溜原酒での瓶詰め)を行っていました。

2017年にBBRからブランド権を買い戻したエドリントングループが、熟成年数を表記するスタイルにマーケティングを変更。
たぶん、シングルビンテージがフェードアウトしたのは、単純にシングルモルト人気ゆえの原酒不足が原因だったのではないでしょうか。
グレンロセスはもともと90%以上がブレンド用に供出される原酒だったわけで。
決して多いといえない原酒ストックの付加価値としては、年数表記にしたほうが分かりやすいし、まぁ売れますよね。

ほんと、年数表記に左右されない鼻と舌を養いたいものです。

ザ・グレンロセス12年 ソレオコレクションをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性