ウイスキーの「適量」と「テイスティング」について思うこと。

「適量」なんて書くと、おまえは産業保健師か、てな感じですが。度数の高いお酒を繰り返し飲み、体感としてつかめてきました。ぼくはストレートで3杯。他のパターンでも、カクテル1+ストレート2など、とにかく3杯きっちり。これ以上だと陶酔感が上回り、これ以下だとなんとなく不満感が募るわけです。まあ、体調や時刻次第では、2杯で切り上げることも今は普通です。

このブログをテイスティングノート代わりにしていますが、ぼくがテイスティングという「お遊び」を行うのは、仕事柄深夜になりがち。以降の予定がないケースがほとんどで、ダラダラ飲みできなくもないですが、身体がアルコールを受けつけなくなります。が、お店の人との会話に花が咲いた勢いで「おかわり~♪」となることも。そんなときの帰り道は要注意です。

師匠の土屋守さんがテイスティングを行うのは昼間、頭が冴えているときだそう。で、どれくらいの量を試すのか。曰く「集中力が持続するのは5~6杯」。加水して変化の具合をみるにしても、すごいですね。ハーフショットかなと推測しますが、どうなんだろ。こんど聞いてみよう。

同じく土屋さんから聞いた話。「ウイスキーバイブル」で知られるウイスキー評論家ジム・マーレイさんのテイスティングは、

まず液体を口に含む→くちゃくちゃする→飲まないで吐き出してしまう。もう1回、さらにもう1回と繰り返す…。

 

文字にすると、たったこれだけ。

土屋守テイスティングセミナー

「えーーっ、それはどーなんだ」と言いたくなりません? 酒飲みからすれば、暴挙同然の信じがたい行為ですよ。百歩譲って真剣にアロマ&フレーバーを吟味している証ともいえますが、造り手に失礼だと思わないのかな。プロのバーテンダーでも飲まない人はたくさんいるけど、それとも違う。何かいやな感じ。常人にはありえないやり方です。

そんなストイックな追求と無縁のぼくは、常に「適量のモノサシ」を頭の片隅に置いておくようにしています。ほどほど感とも言いますかね。自戒しているのは

「酒に飲まれるな」

単純に、この1点に尽きます。

酩酊状態での自らの行いに自信を持てる人はまずいないでしょう。その行いは「やる」のではなく、「やらかす」という言葉がぴったりです。伊集院静さんや勝間和代さんの著書をよく手にするのですが、お二人とも飲みすぎの弊害ついてたびたび警告されています。

Bar猫

そうだ、もうひとつ大事なこと。

「バーで口説くな」

…っと、これは自戒ではなくご同輩への忠告でした。口説き終わってから連れてきてねー。