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ロングロウCV、多数の控えめキャラと大黒柱。

ロングロウCV

BARのバックバーで見かけると、「飲みたーい」と指名せずにいられないのシングルモルトのひとつがロングロウです。
尖っているのですが、それ一辺倒ではない、どこか優しさを感じるんですよね(ぼくだけ?)。

こんにちは、hirokiです。
というわけで先日あるBARで見かけ、いただいたロングロウのメモです。

ロングロウ CV 46%

  • 香り…火を点けて忘れてたタバコ、その後に燃えかす。タール、オレンジピール。
  • 味…ほのかな塩気。その後にマクビティのバニラクリーム、紅茶の最後の1滴、アルミホイルで焼きすぎた塩味きのこソテー、塩大福。
  • 総評…塩気前面ながら、短時間で多数のキャラが襲撃してくる面白さ。でもどれも控えめで「かつ消えかつ結びて」の繰り返し。

89点

@ Dolphy

ロングロウCVをテイスティング

ネーミングの「CV」とはCurriculum Vitaeの略で、「英文履歴書」という意味だそうです(Resumeじゃないんだね)。
しゃれたテールワードを付与しているせいか、6〜14年の熟成年数、シェリー樽とバーボン樽の多様なサイズの原酒をヴァッティングするなど、手の込んだつくり方をしているそうです。

それも後から聞いて「なるほどなぁ」と感じたくらいで。
確かにキャラクターは豊富ですが、どれも控えめ、穏やかで「よどみに浮かぶうたかた」のよう。
その代わり、ピートの尖った大黒柱はデンッと真ん中に鎮座していて、これが安心感。
個人的にはつまり、「スタンダードのロングロウと根本は変わらないのだな」と。

このロングロウCV、残念ながらとうの昔に終売になっていて、オークション含めネットでは見かけません。
現行のロングロウでさえ、どこでも入手できるようなシングルモルトではありませんから、もし見かけたらほんの少しだけお裾分けいただけたらうれしいな。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性