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加水で豹変、キルホーマン カスクストレングス。

キルホーマン オリジナルカスクストレングス

長野駅近くのBARでちょい飲みということで、2杯だけシングルモルトをいただきました。
うちひとつがアイラモルトのキルホーマン カスクストレングスです。

こんにちは、hirokiです。
今日はキルホーマン限定版のテイスティングメモを少し。

キルホーマン オリジナルカスクストレングス 56.9%

  • 香り…やや主張あり。ピート、干し草、ブラウンシュガー。後半に正露丸、温泉玉子。加水するとメロンから畳に。
  • 味…入口は瞬間的に甘辛い。一味唐辛子、魚醤。加水すると蓮根の辛子醤油和え。
  • 総評…カスクならではのボディの厚みがあるものの、変化には乏しい一本調子……と思いきや、3滴加水して一気に変化。

85点

@BAR599

キルホーマン オリジナルカスクストレングスをテイスティング

「正露丸」という表現を使いたくないのですが、このキルホーマンにはまさにそれが当てはまる、と。
おそらく熟成樽は、バーボン樽を解体して組み直したクオーターカスクと思いますが(お聞きせず)、影響ってあるんかな?という感じ。

当日は歩き疲れてクタクタになったせいか、当初はあまり変化を嗅ぎ取れず……というのは単なる言い訳で、単純に楽しみたいだけ(いつもです)。
「わからんわからん」と内心ボヤキながら、どうにも座持ちせず、水を3滴(確か)垂らしてみたところ、和室で水菓子をいただいているかのように急激な変化が。
この豹変が楽しく、そこから勢いついて、あっという間に飲みきってしまったのでした。

加水でキャラがいっそう豊富になる、そんなキルホーマンです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性