伺った長野駅近くのBARでキャンベルタウンモルトのグレンスコシアの15年物に遭遇し、いただくことにしました。
こんにちは、hirokiです。
今日はグレンスコシア15年のテイスティングメモを少し。
グレンスコシア15y 46%
- 香り…主張あり。甘い香り。ニオイスミレ、フェンネル、レーズン軸のドライフルーツ、ホワイトチョコレート。
- 味…ミディアムボディでタンニンっぽいえぐみ。三温糖、ヘーゼルナッツ、ココナッツミルク。余韻は短めでやや苦い。
- 総評…定番バニラからフルーツケーキまで、軽めのボディの中に詰め合わせ状態。食後の宝探し。
88点
@BAR599
「15年以上の原酒をアメリカンオークの樽で後熟させた」という以外にデータは不明。
確かに「あ、バーボン樽なんだろうな」という軽やかさ前面ですが、飲んでいる途上でシェリー樽系のウイスキーを飲んでいるかのような錯覚に襲われました。
舌で舐めて矛盾を感じまくりで、やや混乱。
……ですが、気に入りました。
グレンスコシアの現ラインアップで「これは拾い物では」と思うくらいで。
複数のお仲間で飲んでみて、コンテンツをピックアップしていくと面白いんじゃないか、そんなシングルモルトです。
これがさらに長熟になると、どうなるんだろうと期待しちゃいます(ま、美味いに決まっているけど)。
ロッホローモンドグループの所有となって、マーケティングが変更。
ボトルのデザインやラベルもおしゃれになって「ロッホローモンド」「インチマリン」「グレンスコシア」のボトルに統一感が生まれましたね。
今後見かけたらチェックするようにします。
ウイスキー専門のBARに伺うと、「せっかくだから飲んでないものを」と前向きになるのですが、これは良き哉。
選択して”前のめり”にならなくて良かった、と2軒目に寄ってから宿に帰ったのでした。