1753年にペンシルベニア州スカエファーズタウンで創業したミクターズ蒸留所。
独立戦争を率いたジョージ・ワシントンが兵士を鼓舞するために与えたのが、ミクターズといわれているそうです。
こんにちは、hirokiです。
うわさのアメリカンウイスキー、ミクターズの「バーボン」と「ライ」を飲み比べたので、今日はそのテイスティングメモを少し。
ミクターズ スモールバッチ・バーボン10年 45.7%
- 香り…鼻腔を触る香水、接着剤、油性マジック、樹液。
- 味…メープルシロップ、チェリー、バナナクリームのパイ。
- 総評…ダイナーでデザートとともに昼酒を飲んでいるかのような心地よさ。
ミクターズ シングルバレル ライ・ウイスキー US★1 42.4%
- 香り…ライ麦パン、クリーム、アルコールランプと化粧水を含んだ脱脂綿。
- 味…東ハトのオールレーズン、ケロッグのオールブラン。
- 総評…上記のバーボンとほとんど差を感じない、飲みやすいライウイスキー。
@オーチャードナイト
いやはや、驚きました。
うわさには聞いていましたが、ここまで飲みやすく美味しいとは。
正直ライウイスキーはあまり得意ではないのですが、これはスルスルと行けてしまいました。
プロのバーテンダーからも最近いちばん名称を聞くバーボンですが、なるほど納得。
同蒸留所のTwitterに「Drinks International’s」ランキングの、アメリカンウイスキーブランドで第2位にランクインしたことがツイートされています。
We are honored to be ranked as the #2 Top-Trending American Whiskey brand in Drinks International’s 2018 Annual Bar Report for the second consecutive year. Thank you to the bartenders, consumers & trade partners who enjoy Michter’s around the world. pic.twitter.com/2yoa1We9Ka
— Michter's Distillery (@MichtersWhiskey) January 5, 2018
ここ最近「美味しいバーボン」を飲む機会がいくつかあって、うれしいかぎり。
ただし、これが評判になって「似たような香味」のウイスキーばかりが将来出てくるのは嫌かな。
完成までに時間がかかり、蒸留所ごとにレシピと工程管理がしっかりしているウイスキーであれば杞憂とは思いますが。
ジャンルが全然異なりますが、たとえば日本酒は白ワインを飲んでいるかのように一様にフルーティな銘柄に遭遇することも多いので、そんなことを考えてしまいました。