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可愛さ余って憎さ百倍、ファンの二面性。

宝塚歌劇団がSNSやネット上の誹謗中傷などへの対応について公式サイトで発表しました。
ネットにおいて組子やスタッフへの個人攻撃や誹謗中傷を確認した場合、弁護士と協議のうえで法的措置を検討し、発信者情報開示請求するそうです。

ついにというか、ようやくというか。
今まで静観を決め込んでいたのが不思議なくらいです。
というのもジェンヌは匿名掲示板や匿名ブログ、SNSで攻撃にさらされることが多いのですよ。

内容を読んでいると、自分の「推し」ではないと思われるトップスターへの度を越した悪口、トップ娘役への中傷、2番手スター以降の序列云々、組替えや昇格(とは言わないけど)といった人事への不満などなど。

トップスターの退団日には、まるで切腹する武士のように白装束で身を包んで、出待ちするようなファンなのに。
劇場内でスターさんが登場する場面から拍手喝采で迎える(宝塚特有のスタイル)ような素晴らしい盛り上げ方をするファンなのに。
その裏側でこういう酷い書き込みをするかねという二面性。

いや、もちろん大半のファンはそうでないのでしょうけど、けれどもね。
思いだけがエスカレートするって怖いなぁ。

自分も含めてファンが評論家になってしまうのは仕方ないにせよ、評論がいつしか辛口となり、それが憤激になり、気に入らないジェンヌに対しての誹謗中傷と化す。
あれだけ組子が大勢いるから、一人や二人、ファンである自分と合わないという人がいて当然と思います。
けれども、それを口に出したり、書いたりしないと気がすまないのかね。

作り手の労苦や真意は想像の範囲を超えることはできません。
たとえイジメが起きようが、お金が動こうが、当事者の問題であって、いくら熱心なファンでもそこを侵すことはできません。
自分が愛する世界について、もう少し寛容にありたいと思うのです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性