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『イキウメの金輪町コレクション』丙プログラム、手の込んだ劇中劇。

『イキウメの金輪町コレクション』丙プログラム

東京芸術劇場シアターウエストで公演中の『イキウメの金輪町コレクション』丙プログラムを観てきました(2021年2月14日、夜公演)。

甲乙丙の3プログラムからなる、そのいずれもオムニバス。
3日前に見た乙プログラムを観劇後、他の回も観たいぞと当日引換券でチケットを取りました。

イキウメの舞台でたびたび登場する架空の町、金輪町(こんりんちょう)で起きた不可思議、不可解な出来事を点描するプログラム。
その締めくくりとなる丙プログラムは、また手の込んだ仕掛け。

この丙プログラム自体を金輪町の節分祭に見立て、登場人物は町の住民、町役場の人という設定に。

町で起きた一連の不穏な出来事を町おこしの客寄せに使おうと町民が説明する『弁明』、事情通の床屋で素人落語家が披露する不思議な話『高速ジジババ』、演者を変えた『賽の河原で踊りまくる「亡霊」』別バージョンなど。

『高速ジジババ』は、保険のセールスマンから寿命が伸びるという富裕層向けの商品を買った老夫婦の話。
素人落語家・金輪亭髪切に扮する柳家三三さんの大ネタで、古典だけでなく新作落語もこなす三三さんでなければ、こういう不思議な話は難しいかもね。
これって作・演出の前川知大さんが、三三さんの噺に演出したんでしょうか。

いやはや、新手の劇中劇にお腹いっぱいでした。
Streaming+で配信があるそうなので、リアルで見逃した甲プログラムはそちらで観てみようとと思います。

『イキウメの金輪町コレクション』離席中のジオラマ

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