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ブードルスジン、穏やかさが個性。

ブードルスジン

たまぁに単体のストレートでジンをいただくことがあります。
けど、フレッシュで荒々しく、柑橘の押し出しが鼻につくこともあって、あまり積極的に頼むことはありません。
あ、カクテルは別ですけどね。
でも、ブードルスジンはちょっと様子が違いました。

ブードルスジン(BOODLES GIN) 45%

  • 香り…ジュニパーベリー、ドライハーブを効かせたバスボム、ソーダ。
  • 味…あっさりしたハーブミックス。甘さから始まるが、徐々に奥に胡椒やクミンなどのスパイスも。
  • 総評…アタリのキツくない穏やかなジン。突出しない分、カクテルの主材料にいけそう。

87点

@カドヤ黒門町スタンド

ブードルスジンをテイスティング

ロンドンジンとして有名な「ブードルス」は、もともと英元首相のチャーチルや、作家のイアン・フレミングが属した紳士クラブの名前によるもの。
このジンはその由来のように荒々しさとは無縁で、香味はジェントル。
英国小麦のベーススピリッツに、セージやローズマリー、ナツメグ、ジュニパーベリーを漬けて蒸留したもの。
柑橘系のボタニカルは未使用とのことで、ジンにしては控えめなのはそのためか。
派手さがなく、質実剛健なラベルも超タイプです。
銀座MORI BARの毛利隆雄さんがつくるマティーニのベースでもあります。

ジンもウイスキーと同様、クラフトが過熱していますけど。
なんのかんので結局スタンダードに落ち着く気がするのは、ぼくだけですかね。

クラフトを否定するのではなく、長く続いているものにはそれなりに理由があることを言いたいだけ。
今、クラフトやマイクロディスティラリーといわれている作り手も、とにかく続けてほしいところ。
その積み重ねがブランド化し、未来へと道が伸びていくのですから。

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