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東京ドライ GINNIE:ボタニカルしっかりで感じるノンアルジンの進化。

東京ドライ GINNIE

流行り病の最中にBARが臨時休業を余儀なくされていたころ。
外でノンアルコールのドリンクを何度か飲んだ記憶がありますが、そのうち印象に残っているのがジンですね。
ノンアルコールのウイスキーとはさすがに問屋が卸しませんが、ジンはアリなのだと感慨にふけったものです。

で、先日、ロンドンドライジンならぬ東京ドライジンを謳うジンを試飲させていただきました。
結論ノンアルジンの底上げを感じさせる出来栄えです。

東京ドライ ジニー(GINNIE Non Alcoholic Gin) 0.0%

  • 香り…やや主張あり。ジュニパーベリー、シトラス、ジャスミン。キャロットケーキがほんのりと。
  • 味…薄ぅい甘み。透明感と清涼感。レモンとフェンネルのデトックスウォーターのような。
  • 総評…ジュニパーの主張に驚くも、味わいはまさにノンアルコール。生のままよりもトニックウォーターで割ったりショートカクテルにしても良さそう。

※試飲につき点数評価なし

@カドヤ黒門町スタンド

東京ドライ GINNIEをテイスティング

日本初ノンアルコール専門BAR「Low-Non-Bar」が開発・監修したノンアルコールジンです。
原材料はジュニパーベリー、クロモジ、ベチバー、コリアンダーシード、カルダモン、ダイダイ、レモングラスなどを使用。
ジンやウイスキーを製造する紀州熊野蒸留所(和歌山県)を2019年5月に設立したプラム食品株式会社が製造元です。
500mlボトルで税込3,200円。

香りにインパクトも味わいは癒し

ノンアルコールジンは品名カテゴリでは清涼飲料水(ボタニカルウォーター)になるのだそうで、これまたジンの先入観が覆されます。
香りを嗅ぐともろにジュニパーが入って来て、その後はオレンジやスパイスがうっすら。
ところが味わうと一転「まさに水」で、ジンがキツいという向きも、これならOKでしょう。
フレーバーがうっすらついたデトックスウォーターのようで、通常のジンにはない優しさを覚えます。

ノンアルかと消沈するのは今や昔、着々と進化する0%の世界です。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性