東京・上野のカクテルワークス上野で開かれたバーテンティングイベントに行ってきました(2021年4月3日、17時〜20時)。
イベントの中心はゲストバーテンダーの小川尚人さん。
「CAMPARIカクテルコンペティション アジア2018」日本チャンピオンで、神戸の「BAR Elixir de Longue Vie」のバーテンダーです。
この日、特別に振る舞われた5種類のカクテルのうち、4種類をいただきました。
アペロールスピリッツ
イタリアの人気リキュール「アペロール」を、同じくイタリアのスパークリングワイン「プロセッコ」とソーダで割った食前酒。
色鮮やか、華やかですよね。
なるほどスターターにぴったりで、中身は全然違いますが「キールロワイヤル」を想起させるものがありました。
ブラックパレード
プレミアムテキーラ「エスポロンレポサド」、カンパリ、グランマニエ、ミックスベリー、バルサミコ酢(!)、ミルクチョコレートを使ったカクテル。
メキシコの定番お祭りドリンク「テハテ」をアレンジしたドリンクなのだそう。
いただいた4杯の中で最も気に入ったドリンクです。
己のバカ舌にはテキーラよりもカンパリが効いてました。
ルナロッサ
2018年のカンパリカクテルコンペの日本大会優勝作品。
カンパリ、ベルガモットリキュール、グレープフルーツリキュール、エルダーフラワーシロップ、フレッシュクリームのカクテルです。
まさかフローズンとは思わなんだ。
ルナロッサは「赤い月」の意味で、たしか湯島のBAR、ESTさんにも同名のオリジナルカクテルがあったっけ。
こちらはジェラートのようで目にも楽しいカクテルで、先客の女性たちがスマホで撮っていた気持ちがわかります。
伊達男のチョイワル・リバイバー
締めくくりです。
カクテルの「リバイバー」とは文字通り「蘇生剤」を表すもので、こちらの1杯もデザートというよりはシャキッとする箸休め的なショートでした。
おそらく上述の「ルナロッサ」が後に来るべきだったのでしょうけど、まぁ順番なんか気にしません。
バーボンネグローニともいえる「ブルバルディエ(ブールバルディエ)」のツイストカクテル。
ワイルドターキー8年、カンパリ、アブサン、ドライオレンジ、セージパウダーなど。
加えてチンザノドライに漬け込んだコーヒーがイイ味出してました。
エスプレッソのようなルックスも、しゃれっけたっぷりですね。
あっという間に4杯満喫、いやぁ、カンパリってこんなにも変化を楽しめるんですね。
ウレシイ驚きと発見でした。
小川さんのいらっしゃる神戸にまた行きたくなりましたよ。
楽しみに覚えておきます。