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ブラック&ホワイト、お手ごろ良品ブレンデッド。

ブラック&ホワイト

和洋さまざまの菓子を彷彿させる甘いウイスキーです。

ブラック&ホワイト(Black & White) 40%

  • 香り…餡たっぷりの最中が入口。その後ブドウやメロン、クリーム。遥か彼方にピート。
  • 味…ねっとりとした舌ざわり。ホワイトペッパーの後にミルクチョコレート、アーモンド、カステラのざらめ。
  • 総評…メロウとしか言いようがない温かみ。食後にいつまでも飲んでいたいデザート。

90点

ブラック&ホワイトをテイスティング

自宅飲み用に購入したブレンデッドスコッチです。
スコティッシュテリアとウエストハイランドホワイトテリアの2匹が描かれたラベルが愛嬌。
実際、この小型犬のように味わいもプリチーです。

ひとことで言って、美味しいですね。
ウイスキー好きでこれを嫌いという人は、どれくらいいるんでしょ。
ブレンデッドウイスキーには多少のグレーンっぽさを感じるもので、それがあってこそ香味が束ねられるもの。
このブラック&ホワイトは、その引っかかりを感じさせないんですよね。
レシート捨ててしまったから値段は忘れましたが、たしか税抜1,000円台後半。
信じがたいよなぁ、ありがたや。

メーカーはディアジオで、その所有蒸留所のうち、キーモルトのひとつがダルウィニーじゃないかなと気づきます(だから個人的に好みなんです)。
ダルウィニーのほか、アバフェルディ、グレントファースなどのシングルモルトが使われていたそうですが、今は……?

「ブラック&ホワイト」の造り手だったブキャナン社は、ヘイグ、デュワーズ、ジョニー・ウォーカー、ホワイトホースと並んで、19世紀後半のウイスキーブームの立役者でした。
スコッチの「ビッグファイブ」と称され我が世の春を築いた当時の創業者たちは、1920年代の禁酒法時代から100年を経た今のウイスキーブームを見たら、どう思うんでしょうね。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性