アードナムルッカン1stリリース、上々の滑り出し。

アードナムルッカン 1stリリース 3年

インデペンデントボトラーのアデルフィが2014年7月に創業した蒸溜所、アードナムルッカン(アードナマッハン)。
本土最西端に立つ西ハイランドの蒸留所のシングルモルト初リリース(3年熟成)をいただきました。

アードナムルッカン AD/09.20:01 シングルモルト2021(Ardnamurchan AD/9.20:01 Single Malt) 46.8%

  • 香り…ハーブガーデンの玄関。若々しくニューポッティ。流木の苔、精油、後からフレッシュな柑橘類。
  • 味…甘く清涼感たっぷり。和梨、オレガノやレモングラスを入れたレモネード。
  • 総評…爽やかでほどよい甘み。もう少し年数経過した後(7〜8年)あたりで、もう1回見てみたい。

85点

@ですぺら

アードナムルッカン 1stリリース 3年テイスティング

3年でありながら輪郭はっきりで、成長の片鱗を見せているファーストリリース(2020年9月ボトリング)です。
本数は15,950本限定で、2014年、2015年蒸留のピート&ノンピートの原酒を半々の割合で使用しているそうです。
卵や硫黄チックさが先立って、ピート感はほとんど拾えず。
65%がバーボン樽、35%がシェリー樽という熟成樽比率らしいですが、後者の特徴を得るにはもう少し時間を要するかと。

個人的には、ひじょうに良い感じでした。
3年でこれならば先々安泰な姿が目に見えるかのよう。
この先ちゃんとボディが出来てからが、また期待大です。

蒸溜所のオーナー、アレックス・ブルースさんは親日家で、秩父蒸留所のミズナラ発酵槽に感銘を受けて、スコッチで初めてヨーロピアンオーク(リムーザンオーク)の発酵槽を導入した人。
1314年のバノックバーンの戦いでイングランドに勝利した、あのロバート・ザ・ブルースの末裔という本物のツワモノです。
ボトラーが蒸留所をもつ時代、これから当たり前になるのかもしれないですね。

ポットスチルは初留・再留で各1基ずつで年間生産能力は50万リットルとわずか。
ですが、他社のブレンド用にも造っているそうで、少数精鋭ゆえの市場沸騰となったら……。
怖いというか、楽しみと言っておきましょう。

この記事を書いた人

hiroki

Webの中の人 / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性