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クライヌリッシュ14年、個性派にして長く付き合いたい秀才。

クライヌリッシュ14年

おやクセモノ? そんな第一印象は最初だけ。
確かに変わり者だけど、任せて安心の優等生だとわかります。

クライヌリッシュ14年(Clynelish 14y) 46%

  • 香り…生花店と若草のような入口。蜜蝋、蜂蜜、バター。
  • 味…なめらかで甘さの中にスパイス味。マスタード添えのホワイトアスパラ、シナモン、花巻(中国の蒸しパン)、干し杏、クコの実。
  • 総評…蜜蝋ワックスが引かれた木造のクラシックな建物でフルーツサンドをいただくような感じ。キック力と温厚さが両立している。

87点

@カドヤ黒門町スタンド

クライヌリッシュ14年をテイスティング

オフィシャル14年のメモを付けていませんでした。
定番でさえ最近品薄や値上げで入ってこなくなったというわけで。
この機会にテイスティングを兼ね、残量わずかのワンショットをいただきました。

アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で熟成した原酒を半々でブレンドしているそう。
現行のオフィシャルは14年のみで、これ以外はボトラーからのリリースを目にする程度。
核を成すジョニーウォーカー ゴールドラベル用原酒としての役割が最重要でしょうから、当然といえば当然ですが。

シングルモルトにハマったばかりの時分にクライヌリッシュを飲んで、クセがあるなぁと思ったものです。
多少場数を重ねた今、久しぶりに飲んでみると「こんなに美味しかったっけ?」ってな具合……って、毎度どの酒でも言ってますね。

近所の酒屋さんではこの14年が1本8,000円台。
外は危険な暑さですが、こちらの懐は冷夏どころか寒さが増すばかりです。

この記事を書いた人

hiroki「酒と共感の日々」

hiroki

Webの中の人|ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート|SMWS会員|訪問したBAR国内外合わせて200軒超|会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年)|ひとり歩き|健全な酒活|ブログは不定期更新2,000記事超(2022年11月現在)|ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性