政治・宗教・スポーツの話題は、酒場では避けたほうがブナンって言いますが。
これに「ワクチン」なんてのが加わるかもしれません。
イヤだねぇ、ったく。
あるバーテンダーと喋っていて、そんな話になったんですけどね。
思想・信条は最大限尊重したいけど、ワクチンは身体の健康どころか命にかかわる話題でありますから。
ぼく自身は2回の接種をすでに完了しました。
ワクチンは打ったうえで、今も外ではマスクを欠かさない。
好き好んでマスクなど装着しないけど、できるだけのことはするつもりです。
個人的にはヒトサマに接種を推奨はするけど、正直打とうが、打つまいが自由と思いますよ。
ただし特段の理由なく打たない場合、不利益を被ることが今後あるかもしれない。
打たない人がそれを受忍できるなら、別に良いんじゃないですかね。
打つつもりのない人が「打ちました?」と聞かれたら、「いや、打たないんで」と打ち切って終了。
ご時世的に酒場では特に「打ちました?」「ええ、思ったより副反応なくて」みたいな会話がフツーに起こるでしょう。
そう思っていたのです、これで良いはずなのです、ひでぇウイルスだよねとボヤいてりゃいいのです。
が、しかし……。
モンダイはワクチンに不審を抱く人が、声高に自己主張することです。
陰謀論だのポリシーだのどうでもいい。
「ワクチンなんて」という自己主張は、接種済みの人に対して冒涜になるのですよ。
主義主張は家に帰ってからどうぞ。
酒場で声高に振る舞うのは、酒が不味くなるのでやめてほしい。
逆もまた然りで、ワクチンを接種済みの人が、未接種の人を貶すこともダメ。
ヘタするとケンカになってしまう。
何度も言うけど、結局は周りがどう思うか、なんだよ。
「空気は読まない」「同調圧力に屈しない」ことと、自分のエゴを混同しないでね。
説教などもってのほか。
ましてや酒を伴う場合、主義主張は単なる罵詈雑言の拡声器となるリスクを理解しておきましょう。