シーバスリーガル12年 ミズナラ、意外な後口に遭遇。

シーバスリーガル12年 ミズナラ

自宅飲みブレンデッドウイスキー更新。シーバスリーガル12年のミズナラです。吉池本店で3,465円(税抜3,150円)。

シーバスリーガル12y ミズナラ 40%

  • 香り…甘く穏やか。ストロベリーショートケーキ、蜂蜜。後半にシロップたっぷりのホットケーキミックス。
  • 味…オレンジの皮、蜂蜜。養命酒。後口でフキ(山菜)やクミンなど。やや苦味を伴う後口。
  • 総評…ロックでスイスイ飲める甘い万能酒。だが、ストレートで飲むと薬草チックな発見が。

この「ミズナラ エディション」は、日本へのオマージュとしてシーバスの名誉マスターブレンダー、コリン・スコットさんが手がけたボトル。日本産のオーク材であるミズナラ樽で後熟させているのが、通常の12年と異なるポイントです。

ミズナラ樽といえば、思い浮かぶのが「イチローズモルト」です。個人的にそのイメージが強いので、個性的なのかな……と口にしてみたのですが。最初の感想としては、「スタンダードの12年とほとんど変わらない。むしろ、スタンダードよりも飲みやすい」でした。ブレンデッドなので当然といえば当然ですが、ミズナラ樽と分かる「それっぽさ」を全く感じなかったのです。伽羅とか白檀とかスパイスとか、ミズナラ樽は東洋的な形容で喩えられることがありますが、このシーバス12年は違うようです。

ただ、面白いことに、ストレートで注意深く飲み続けていると、一瞬アブサンを飲んだような錯覚に襲われました(ほんとうに一瞬)。キーを成す「ストラスアイラ」のイメージで飲んで油断していると、意外な遭遇に驚かされます。甘さ以外の全く異なる山頂、それも山菜のような、苦味で頂上にたどり着く感じが新鮮でした。

……とここまで書いて、ようやく、これが「ミズナラ」マジックなのかもしれないと思い至った次第。んーー、1回や2回飲んだくらいで知った気になるなよって、思わず自戒しました。ウイスキーって繰り返し飲んでみないと、ホントわかりませんね。

シーバスリーガル12年 ミズナラをテイスティング

この記事を書いた人

hiroki

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編集者 / ライター / ウイスキー文化研究所(JWRC)認定ウイスキーエキスパート / SMWS会員 / 訪問したBAR国内外合わせて200軒超 / 会員制ドリンクアプリ「HIDEOUT CLUB」でBAR訪問記連載(2018年) / ひとり歩き / 健全な酒活 / ブログは原則毎日更新1,000記事超(2020年1月現在)/ ストレングスファインダーTOP5:共感性・原点思考・慎重さ・調和性・公平性